公式ぼんじり'sメモ

世田谷で飼われてる鳥のケツが描く日々

今までもこれからも友達

昨日は色々あったなぁ呟きの方だと僕が思ってることしか言えてないから少しこっちでまとめたいな…今週末くらいはメンヘラでいることを許してください。

 

数日前の水曜日に僕の好きな人に電話で告白をしまして、それから昨日金曜日に2人で会って話せないかってことでサークルの会室で少し話したわけ。

ドアを開けて入って来た瞬間に正直察してしまったよね、僕はこの子と恋仲にはなれないだろうなって。少し与太話をしてからさ、相手から早いうちに話したいって切り出してくれて、ずっと相手の顔を見ながら話を聞いてたんだ。その時も変わらず可愛かったな。

少し空気が重かったから外で話そうかって誘ってもここで大丈夫だと言わんばかりに首を横に振って、目を赤らめながら重い口をひらいてくれてさ。

『こういう言い方が正しいのかも分からないし、傷つけてしまうかもしれないけど、私も好きな人がいるから、ごめんなさい』

正しいも正しくないも無いよ、断るのにわざわざ会いに来てくれただけで心底嬉しかったよ。

なんで泣いてるんだよ、自分の発言が相手を傷つけるかもしれないからってなんで泣くんだよ振る方が泣くんじゃねえよ、そういうところなんだよ。

仮に僕が振る側だったとしてもさ、どれだけ相手のことを考えていればそんな優しい涙が流せるのか分からないよ、泣くことも出来ないと思うよ。

それから彼女が泣き終わって落ち着くのをゆっくり待ってさ、2人ともお腹空いてたみたいてでアイスを買って食べながら駅まで送っていったんだよ。

クーリッシュが溶ける時間も、2人で歩きながら過ぎる時間も、降り始めた雨粒も、止まった時間くらい緩やかだったな。

アイスを食べ終わってからポツポツと2人の間に会話も増えて来て、普段の3倍くらい時間をかけてアスファルトを踏みながらお互いの近況なんかを思い思いに話し始めて、その時に初めて心の距離が縮まったような思いをして少し嬉しかった、振られたばっかりだっていうのにね。

それから駅に着いてこれでもうお別れなのかなってそう思った瞬間に目頭が熱くなって、サヨナラを言った後に改札のすぐ手前にある柱に寄りかかって、彼女からは見えないように天井を見上げたよ。案外零れないもんなんだな。

 

朝はあんなに晴れ晴れとしてたのに、2人して帰る頃にはすっかり日は沈んでいてジメジメした梅雨とうっすら暑くなってきた初夏の合いの子はどこか小気味悪かったな。

 

と、まぁここまでは昨日あらかた伝えたことの詳細で、ここからは昨日の呟きには書いてないこともあってね。家に帰って来てからお詫びと感謝のLINEを送ったんだ。その時の返事が

『我儘で申し訳ないけどこれからも仲良くして欲しい』

ってさ、なんだよそれ。それまでに必死で抑えてたもんが堰を切って溢れて来ちゃったよ。

そういうところだよ、そんな優しいところが大好きなんだよ。

その後にも少しLINEを続けてね、今まで話すことも出来なかった本音をお互いに話し合って、話せば話すほど気持ちが抑えられらないよ。

これからフェスとか漫才とか一緒に行く予定入ってるんだよ、そんな時どうすればいいんだよ、好きって伝えてしまった人間とどうやって一緒にいればいいんだよ。

 

昨日は本当に辛くてさ、ただ半信半疑だった自分の気持ちは本気だったって今更気付いたのと、2人で本音で話し合えたことだけは良かったって胸を張って言えるかな。

一晩経って色々分かったわ。

 

今気付いたんだけどね、皆が今仲良い友達って「友達になってください」って言ってから友人関係が出来た?多分違うよね。

むしろそんなことすら言ったことないだろうし、面と向かって友達だって伝えることすらないでしょ。伝えられる奴はきっといい奴だな、とってもいい奴だ。

顔を合わせて「友達」でいるよう伝え合う時ってこんな時だけなのかもな…

 

あーあ!!!振られちった!!!!!

くっそー!!!!!