あの日の青春と石油は帰ってこない
あけましておめでとうございます。
年末以来はじめての更新となります今年もどうぞよろしくお願いします。
新年の挨拶もそこそこにもう2月ですよ?
もう1ヶ月もブログ書いてなかったんですねいい加減書きましょうね。
なんだか年明けだというのに喪失感が凄いのは何故なんでしょうか?先週末に5日連続でオフ会をしていた寂しさから?後期の試験も終わりかけてるから?平成が終わるから?
このなにかを失った隙間を埋めるのにはどれも足りないような気がします。
さっきもお皿割っちゃったしイカも勝てないし今日の夜はちょっとツイてないですね…
どうしてこう失った時間は帰って来なければ、割れた皿が元に戻ることもなく、喧嘩別れした元友人とは昔のような関係に戻ることがないんでしょうか。
世の中には不可逆なことが多過ぎるんだよな…
不可逆なものの一つに石油がありますね。
使ったら無くなるは当たり前じゃん…とかそういう事ではなくてね、石油ってもう自然界で2度と出来ることは無いと考えられてるんです。元々石油って太古の昔に恐竜が我が物顔で闊歩してた時代に生えてた沢山のシダ植物が、腐らずに地中に埋まって長いことかけて出来たものなんですね(諸説あります)。要は植物だったものが腐ることなく堆積しまくって石油という形で炭素源になった…
そのおかげで今も僕らは石油を燃やして車を走らせたり、石油を燃やして作った電気で車を走らせたり、石油を使ってアスファルトを作ってその上を車を走らせたりしてるわけです。
怒涛の車ラッシュ、世はまさに石油時代。
はてさてじゃあ今もめっちゃ木を植えておけば将来も石油できるじゃーん?とか思いませんかね。そうはいかないのがこの世の常で、かつて恐竜がいた時代にはいなかったものが現世に蔓延っているのがその理由なんです。
なんだと思いますか?ヒトではないですよ?僕でもないです。
そいつらはですね、いわゆるキノコです。菌類。キノコッコーノコゲンキノコ。
菌類というのは植物の体を構成してるセルロース(僕らの服の繊維でもあるよ)を分解することで生きてる…ということは現存している植物というのは石油になる前に全て「腐って分解」されてしまうんですよ。
この一部の菌類の台頭によって生態系というのも大きく変化したと考えられていますし、目に見えない微生物によってこうも生活を揺るがされてるというのは不思議な感覚ですね。
ということはね、石油ってもうあるだけしかないんですわ。完全に不可逆なもの。もう2度と帰ってこない、あの日の青春くらい帰ってこないわけ。だから新しくエネルギー開発とかしなきゃいけないわけよ…
うーん…なんの話をしようとしたんだっけ?
エネルギーの話ではないことは確か…。
やはり今あるものは当たり前と考えるのではなくて、いつかは失われてしまうことを心に置いて、日々の充実を図ることが大事なんじゃないですかね。ざっくりとまとめると。
てことは多分にこの喪失感っていうのは何もしていない時間を「たった今も」積み重ねていることから来ているのかな…?
元々持っていたものを失ったことではなくて、「得られたかもしれないもの」を失った喪失感が僕の胸を苛み続けているんでしょう。
久しぶりにしっかり記事が書けたのでニッコリニコニコすけなのでした。
これからも少しずつ更新していくことにしましょう、それではまた!