公式ぼんじり'sメモ

世田谷で飼われてる鳥のケツが描く日々

Swallowは英語でも飲み込むと言う

昨日はレポートとか文化祭の準備で忙しかったのでブログを更新出来なかった…

 

今日は少し説教じみた話題を出します。

前振りも無く出します、いや前振りはあった方がいいか?

僕はさっき大学生協でおにぎりが安売りしていたから2つ3つ買って会室でぺろりと平らげた後に授業を受けて、レポートを提出し終わってからバイトまで少し時間があるからまたおにぎりを食べながらこうしてブログを書くのに勤しんでるわけよ。朝からそうやってコンビニに行ったり生協に行ったりして、一日の中で誰しもがほぼ必ず貰うものってあるじゃない?そう、ゴミ袋ですよ。

おっとブラウザバックしたりツイッターから飛んだ人達は左上の×印を押すのを少し待ってくれ。

どんな人間でも今のゴミ事情についてある程度はご存知だろうな、プラスチックの棒が鼻に入ってしまった亀からそれを摘出するために苦戦しているショッキングな動画がTLに流れてくることもあるからね。

ぶっちゃけると個人的にそういった感情に訴えかける動画はあまり効果が無いのではと思う節がある、よっぽどの馬鹿じゃなけりゃあ人間はプラスチックを飲み込んで痛い目を見るなんてことを意図的にはしないはずだから。

 

プラスチックというのはだいたい150年前に生産の始まった安価で利便性の高い物質、具体的にいうとペットボトルのPET(ポリエチレンテレフタラート)が一例で、こいつは石油を燃やして出てきたガス(エチレン)を単純に繋げまくったものだと思ってくれればいいかな?

「ポリ」は "多くの" って意味だからポリエチレンってのはエチレンがいっぱいくっついたものって感じね、何かがいっぱいくっついたものを難しい言葉を使えば高分子化合物って呼ぶよ。

要は石油の中で燃料にはならない軽いガスを再利用していてその点とても合理的なもので、さらに別の物質を加えれば様々な特性を持つ化合物になる、なんて便利なものなんだ…

あまりにも便利すぎて、象牙を使っていたボウリングの球がプラスチックを使うようになってから象を救ったくらい便利だ。

 

さて上記のようにプラスチックは海に流れたらウミガメやらの大きな動物だけに留まらず魚なんかにも影響がありそうなのは見た目だけでも分かるよね?今まではそれを理由にして「ゴミ

をリサイクルしよう!」なんて啓発していたけど今はすこし時代が変わっている。

とある学者さんは海に流れ込むプラスチックの量と、海から見つかったプラスチックの量に大きな差が開いてるのを見つけたんだね。

海から見つかる量の方が遥かに少なかった。

これを調べていくと、プラスチックは小さな動物達によって細かく分解されていたんだ。

ここまでだったら分解されてるならいいじゃん!ってなったかもしれないけれど、分解されても害が出ない程度までには分解されなかった、細かくなってもプラスチックはプラスチックだったんだ。

どういうことかというと、小さく分解されたプラスチック(これをマイクロプラスチックと呼ぶ)は微生物や小さな魚が餌と誤解して食べる、それをまた大きな魚が食べていく。

あとは分かるかな?これらはやがて人間の口に入るようになるわけよ。

実際に、マイクロプラスチックを食べた微生物や魚は臓器のどこかでそれが引っかかったりして生存に不利な影響が出ているということは研究が進んで分かっているそうだが、それよりも大きい魚や動物でどんな影響があるかはまだ分かっていないそうだ。

 

ここまで来ればすこし危機感が沸くかな?

さっきプラスチックを食べる馬鹿はいないって言ったけれど、ここまで来たら魚を食べる人類の皆がその馬鹿になるわけよ。

馬鹿の皆さん気分は如何でしょうか?

僕は今さっきレポートがもう1つあることに気付いてげんなりしている最中です。

 

なんでこんな記事を書こうと思ったかってナショジオに面白い話が上がってたから掻い摘んで共有しようかな、と。

もしこの話に興味があったらナショナルジオグラフィックの6月号を読もうね!

マイ箸マイ水筒を持ち歩こうと決意した昼でした、やれることはやろうな。